ボイストレーニング基本講座

自宅で簡単!動画で学ぶ上達する発声練習方法を一挙公開💫

皆さんこんにちは

声楽家・ボイストレーナーのかおりです🎵

今日の記事では、ご自宅で独学でも効果をご実感いただける実践的な発声練習方法をたっぷりお伝えしたいと思います💫

ボイストレーニングは、しっかりとその効果を体感したいのであれば独学だと難しいと言われていたりもしますが、今回お伝えする内容は

独学であっても段階的に効果的に学んでいただけるよう、これから先声のもつ可能性を無理なく最大限引き出していくために必要な声作りの土台を構築するための重要なトレーニング方法をお伝えする内容となっています。

また、それらを段階的に分かりやすくお伝えできるようそれぞれのメソッドがシンプルに構成されていますので安心して取り組んでいただけることと思います🍀

ぜひ、ご自宅でお気軽にボイストレーニングをお楽しみいただけたら嬉しく思います✨

楽しんでやってみよう🎵

自宅で独学でも学べる 上達する発声基礎作り

今回はこれまでご案内しました発声のエクササイズを、皆さまがご自宅でより効果的に練習を進めていただけたらと思い、初心者の方向けに体系立てた発声練習方法を一挙に公開いたします✨

結構なボリュームになりますので、一度に全部取り組まずに、何回かに分けて丁寧に取り組んでいただけましたら効率よく効果を体感することが期待できるプログラムとなっております

特に、

  1. なかなか思うように音程をコントロールできない方
  2. 体に無理なく声量(声の響き)を得たい方
  3. ボイストレーニングが初めてて、効果的な練習方法が知りたい方

のような方にお勧めの内容となっております💫

併せて前回までの関連記事をご覧いただきましてから、今回ご紹介します発声練習方法を行っていただきますと理解しやすいかと思います👇

※前回までの関連記事(上から優先順位順)

喉を開けるってどういうこと?動画で徹底解説🎵自宅で簡単ボイトレこんにちは! 声楽家・ボイストレーナーのかおりです😊 今回は、 という疑問について解説していきたいと思います&...
初心者必見🔰楽々声が出る口の開け方って?動画で学ぶボイトレ皆さんこんにちは! 声楽家・ボイストレーナーのかおりです😊 今回の記事では、 について解説していきたいと思いま...

⏫上記の記事もぜひご参考ください✨

 

それでは!まず最初の段階で押えていただきたい発声練習方法からご案内します☺

ステップ①の発声トレーニング

※こちらの動画でも今回お伝えするトレーニング方法を詳しく解説してますので、ぜひ併せてご視聴いただき実践されてみてください👇

こちらでは閉口母音の“お”にて、低音域からある程度の高さまでできるだけ体に負荷のかからないようにしながら横隔膜をスムーズにコントロールして、一定の響きで発声できることを目的としたトレーニングとなってます☺

まず、今後発声の技術を構築していくうえで習得しておきたい基礎的な要素が詰まっております💫

それでは!先にご紹介しました動画も確認しながら取り組まれてみてくださいね

トレーニングの実践

①まず、喉を開ける感覚を掴むために“あくび”を自然と誘発するような口の形を作ります

ここで実際に一度“あくび”をして感覚を掴んでいただけるとスムーズに意識しやすくなるように思います

 

②“あくび”のまま口の奥は開いた状態で、口表面だけ小さく閉じます

唇周辺に力を入れて閉じてしまうと、力みが声帯周辺に連動しやすくなるため、頬の筋肉だけを使って閉じるよう意識することがポイントです

 

③その口のまま、まず“お”の発音をします

この時にできるだけ唇に余計な力が入らないよう楽に発音できるように意識されてみてください。この発音をするだけでも、響きのある声を出す感覚を少し体感できるのではないかと思います。

 

~それでは、続いて実際に発声練習を行っていきます~

今回は、低音域の“ド”(女声はC4、男性はC3)からある程度の高さを感じる“ミ”(女声はE5、男声はE4)の音階まで連続して発声練習を行ってみましょう🎵

音に合わせて全て“お”の母音で発声します💫

④“お”の母音にてまずはじめに低音域の

“ドレミレドレミレドー♪”

の音の運びに合わせて発声しましょう。そのまま同じ音の運びで半音ずつ上行する形で最高音が“ミ”(女声はE5、男声はE4)に到達するまで発声練習を行います。この発声前には毎回腹部を弛めた状態にし、発声中は横隔膜を体の内側斜め上方向にゆっくりスムーズに押し上げていきます💡

発声している間、無理なく横隔膜をゆっくり押し上げていくことを意識しましょう。また横隔膜が途中で固くなってしまわないように、歌い始めのスタート時点で息を多く送りすぎないように意識しましょう

⑤発声し終えたら、腹部の力を弛めましょう

腹部の力を抜くことで、その瞬間必要な息が鼻から体に取り込まれます

 

こちらのトレーニングは以上となります☺

最初の段階が1番体に余計な力が入りやすいため、もし難しく感じられた際には上記のトレーニング方法を参考にしつつまずは無理せず楽に感じる音域のみ丁寧に練習していただければと思います✨

丁寧に行っていただくことで、少しずつ楽に響く声で発声できる感覚が掴めるようになることと思いますし、徐々に音域も広がってくることと思いますよ🎶

それでは!次の段階として取り組んでいただきたいトレーニング方法をご紹介します

ステップ②の発声トレーニング

※下の動画もぜひご視聴いただきチャレンジされてみてください

2つ目のトレーニングでは閉口母音の3種類を、できるだけ一定の良い響きで体に無理なく発声していくための方法をお伝えしてます☺

口元を腹話術のようにできるだけ変えないようにしながら3つの母音をスムーズに発声していくということがポイントです✏️

腹話術はもともと腹式呼吸話術(横隔膜呼吸話術)なので、筋肉に余計な負荷がかからず結果として喉に無理なく効率良く響く声を得ることに繋がるとても大切なトレーニングとなってます☺

トレーニングの実践

①まず、喉を開ける感覚を掴むために“あくび”を自然と誘発するような口の形を作ります

ここで実際に一度“あくび”をして感覚を掴んでいただけるとスムーズに意識しやすくなるように思います

 

②“あくび”のまま口の奥は開いた状態で、口表面だけ小さく閉じます

唇周辺に力を入れて閉じてしまうと、力みが声帯周辺に連動しやすくなるため、頬の筋肉だけを使って閉じるよう意識することがポイントです

③その口のまま、まず“お” と “い” と “え”を連続してできるだけ最初の口の形を変えないまま発音します

この時にできるだけ唇に余計な力が入らないよう楽に発音できるように意識されてみてください。この発音をするだけでも、響きのある声を出す感覚を少し体感できるのではないかと思います

~それでは、続いて実際に発声練習を行っていきます〜

今回も、低音域の“ド”(女声はC4、男性はC3)からある程度の高さを感じる“ミ”(女声はE5、男声はE4)の音階まで連続して発声練習を行ってみましょう🎵

音に

ドレミレドレミレドレミレドー♪”

の音の運びに合わせて発声しましょう。そのまま同じ音の運びで半音ずつ上行する形で最高音が“ミ”(女声はE5、男声はE4)に到達するまで発声練習を行います。この発声前には毎回腹部を弛めた状態にし、発声中は横隔膜を体の内側斜め上方向にゆっくりスムーズに押し上げていきます

【音の動きと発音】

ドレミレドレミレドレミレドー♪

おーーーーーーえーーーーー♪

 

発声している間、無理なく横隔膜をゆっくり押し上げていくことを意識しましょう一つ目のトレーニングよりフレーズが長くなる分途中で横隔膜が固くなりやすいので、こちらのトレーニングに感しても横隔膜が途中で固くなってしまわないように、歌い始めのスタート時点で息を多く送りすぎないように意識しましょう

⑤発声し終えたら、腹部の力を弛めましょう

腹部の力を抜くことで、その瞬間必要な息が鼻から体に取り込まれます。

トレーニングは以上となります☺

こちらも、まずは無理なく発声できる音域から丁寧に取り組まれてみてくださいね🎵

しばらく習慣化されて日々行っていただければ、さらに声に良い変化を感じられるようになることと思います✨

それではここまでご紹介してきましたトレーニングが、既にある程度スムーズにできるようになった方に次の段階として取り組んでいただきたい発声練習方法をご紹介しますね💫

こちらは、応用編のトレーニングになりますので、上記2つのトレーニングに慣れてきました段階で取り組んでいただけたらと思います✨

ステップ③の発声トレーニング【応用編】

※下の動画も併せてご視聴されながら行ってみてください👇

3つ目のトレーニングは、閉口母音の発声練習の応用編として取り組んでいただけたらと思います☺

なので、①と②の練習内容がしっかり習慣化されてから取り組んでいただけると理解しやすくスムーズにトレーニングを行っていただけるかと思います

一回あたりの音域が広くなりますので、若干体への負荷がかかりやすくなります

発声前にはしっかり横隔膜(腹部)を毎回弛める意識をもって取り組んでみましょう🎵

そうすると毎回体がリセットされるので、余計な力が体にも声帯周辺にも入りにくくなり、無理なく響く声で発声できるようになるかと思います☺

トレーニングの実践

①まず、喉を開ける感覚を掴むために“あくび”を自然と誘発するような口の形を作ります

ここで実際に一度“あくび”をして感覚を掴んでいただけるとスムーズに意識しやすくなるように思います

 

②“あくび”のまま口の奥は開いた状態で、口表面だけ小さく閉じます

唇周辺に力を入れて閉じてしまうと、力みが声帯周辺に連動しやすくなるため、頬の筋肉だけを使って閉じるよう意識することがポイントです

 

③その口のまま、まず“お” と “い” を連続してできるだけ最初の口の形を変えないまま発音します

この時にできるだけ唇に余計な力が入らないよう楽に発音できるように意識されてみてください。この発音をするだけでも、響きのある声を出す感覚を少し体感できるのではないかと思います

 

~それでは続いて実際に発声練習を行っていきます〜

今回も、低音域の“ド”(女声はC4、男性はC3)からある程度の高さを感じる“ミ”(女声はE5、男声はE4)の音階の範囲にて連続して発声練習を行ってみましょう🎵

音に合わせて“お” と “い” 母音にて連続して発声します💫

④“お” と “い” 母音にてまずはじめに中音域のソからスタートし低音域のドまで下降して再度中音域のソに戻る形で発声します💡

音の動き👇

“ソ ファ ミ レ ド レ ミ ファ ソー♪”

“G4 F4 E4 D4 C4 D4 E4 F4 G4ー♪”(※男声は1オクターブ下)

【音の動きと発音】

ソファミレドレミファソー♪

おーーーーいーーーーーー♪

 

上記の音形で、半音ずつ上行する形で最高音が“ミ”(女声はE5、男声はE4)に到達するまで発声練習を行います。発声前に毎回腹部を弛めた状態にし、発声中は横隔膜を体の内側斜め上方向にゆっくりスムーズに押し上げていきます💡

発声している間、無理なく横隔膜をゆっくり押し上げていくことを意識しましょう。また、スタート時の音程が高くなる分横隔膜も固くなりやすいので、できるだけ横隔膜に余計な力が入らないようソフトに歌い始める意識で発声しましょう

なお、音が下降する際に息が多く吐かれやすく、そうなると再度上行する際に力が入りすぎてしまうことが考えられるためできるだけ下降時に息が多くならないよう丁寧に意識して最後までスムーズに横隔膜が動くように練習されてください♪

 

⑤発声し終えたら、腹部の力を弛めましょう

腹部の力を抜くことで、その瞬間必要な息が鼻から体に取り込まれます

トレーニングは以上となります☺

これまでご紹介しました3つの発声練習を、体に無理なく楽に発声できるようになりましたら、声にかなり変化が現れていることと思います✨

ぜひ①、②、③の順番で丁寧に練習されてみてくださいね✨

これらの発声練習方法をお声を健康的に保つために、また、よりお声を磨いていくためにご活用いただけますと幸いです✨

もしご自宅だと発声が難しい場合、お車をお持ちでしたら車の中って結構防音効果高いので車内で練習されるのも実はオススメです🚗

良かったら試されてみてください💫

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皆さまが、歌声を磨かれることで、歌うシーンのみならず日常生活の様々なシーンにて、より生き生きと自信を持って輝かれますことを願っております✨

最後までご覧くださりありがとうございました😊

 

\現在、無料体験レッスン実施中/

※対面レッスンは、熊本県内指定のスタジオにて声楽•ボーカルレッスンを承っております。