ボイストレーニング基本講座

鼻声【声がこもる方】必見『鼻腔共鳴って何?』知っておきたい基礎知識

皆さんこんにちは

声楽家・ボイストレーナーのかおりです☺️

今回は、『鼻声』所謂“声のこもり“が気になる方にとって無理なく心地良いクリアな響きを得るために必要な《鼻腔共鳴》について詳しく解説していきたいと思います💫

併せて【声のこもり】を解消するための効果的なボイストレーニング方法についてもご紹介します🎶

具体的には、以下のようなお悩みをお持ちの方にオススメの内容となってます👇

  • ボイストレーニングを始めたけれど、声のこもりがなかなか解消しなくて悩んでいる🌀
  • 声楽のレッスンで声がこもってしまうことを注意されるが、どう改善すれば良いか分からない💦
  • 体に無理なく自然によく通り響く話し声・歌声で発声できるようになりたい

上記の何れかに該当する方々にとって、お悩みを解決するためのきっかけをお伝えできる内容となっております🎵

ぜひこのままご覧くださいね☺️

そもそも鼻腔共鳴って何?

鼻腔共鳴って?

まず始めに、人間の鼻(鼻腔)という器官は声を響かせる器官としての役割も担っています。ですのでそもそも声を出している時点で少なからず鼻腔に響いた状態、鼻腔に共鳴した状態で私たちは声を出しているということになります💡

ただ、発声の専門的な用語として言われている《鼻腔共鳴》という言葉は、その鼻腔のもつ役割を無理なく自然な形で最大限生かして発声する技術のことを指しているのです💡

そして、その役割を最大限活かすには、その周辺に余計な力が入っていないことが前提条件となります。その条件がクリアされた状態で発声することができれば、楽に最大限心地よく響く声で発声できるようになるのです✨

今回は、その鼻腔共鳴を最大限得るための前提条件をクリアできる方法をお伝えしたいと思います

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鼻腔共鳴が最大限得られない主な原因

まずは、思うように声がクリアに響かなかったり、こもってしまったり、鼻にかかりすぎる声=鼻声になってしまう主な原因についてお話していきたいと思います💡

鼻の疾患が原因の場合

鼻腔内の粘膜が炎症を起こし腫れてしまうことが原因で鼻炎症状が出て鼻腔が狭くなってしまい、こもったような声質に変化してしまう場合があります。

※鼻腔内の詳しい名称についてはこちら⏩ 外部リンク先 “鼻と副鼻腔の構造と機能” ふれあい漢方内科

さらに、鼻炎を悪化させてしまうことで副鼻腔に膿が溜まる副鼻腔炎になってしまうと、完治までにとても時間がかかってしまいますし、鼻声にプラスして声がれも伴うこともありますので、できるだけ鼻炎を悪化させないように異常を感じましたら早めに専門の医療機関を受診しましょう💊

副鼻腔炎になるほど悪化させていない一時的な鼻炎症状でしたら、今はご自身の体に合うお薬があれば適宜コントロールできるようになりますので、アレルギー体質の方で季節の変わり目に度々鼻炎に悩まされるようでしたら信頼のおけるかかりつけ医を見つけておくのも安心かと思います👨‍⚕️声に関する仕事に携わってる方はなおさらです😊

また民間療法として、『なた豆茶』は膿出しのデトックス効果があるので長期的に飲まれることで少しずつ副鼻腔炎症状の改善が望めるかと思います😊

 

 

 

 

 

 

 

私は個人的に風味が香ばしくて好きなので良く飲んでます🎵そのお陰もあってか近頃は鼻炎症状なくスッキリしてきましたねお手頃な価格で続けやすいかと💫

ただ、私自身も春はスギ花粉でアレルギー鼻炎を起こしてしまいやすいので、鼻炎で悩まれている方のお辛い気持ちはよく分かります💦

鼻炎症状が酷いと日常生活にも支障が出てくるので早めに専門医を受診して、はじめのうちはお薬で調整しながら、地道に体質改善を心がける生活をして薬に頼らない状態を目指しましょう🍀

私も色々な手段を使って体質改善を意識するようになってから、以前よりアレルギーによる鼻炎症状が出なくなってきました💫

また後程、なた豆茶以外でも効果のあった体質改善方法について詳しくお話しますね🎵

喉声になってしまっている

続いて、特に鼻炎症状があるわけではないけれど、何だか鼻声っぽく聞こえてスッキリしないなどのお悩みの方によくあるのが、この喉に頼りすぎた発声になってしまっていることが考えられます。

筋肉は連動する性質を持っているので、しっかり声を出そうと意識すればするほど、発声器官である声帯周辺に余計な力が入ってしまい、同時にその近くの肩や胸部にも余計な力が入り、結果として体にとても負荷のかかる発声になってしまうんですね💡

体の性質上、筋肉はその近い部分と連動するので、鼻腔自体もそもそも周辺の筋肉と連動してますので、歌うときに鼻腔に近い部位である声帯周辺の筋肉に余計な負荷がかかれば、本来自然と響いてくれるはずの鼻腔にも外から圧力がかかり、響きが制御されてしまうからです。

例えば、トライアングルで解説しますね💡

まず、トライアングル自体を鼻腔と見立てます👃

そしてそのトライアングルを打つビーター(棒状のスティック)を声帯と見立て、そのビーターがトライアングルに触れた瞬間が、声帯が合って声が出る瞬間と見立ててみましょう😃

トライアングルをビーターで一度軽く打つと自然とクリアで綺麗な音が響きますよね🎵

これが、声帯周辺に余計な力を入れずに楽に発した声鼻腔に自然と響いている状態とイメージしていただけたらと思います💡

これに対して、トライアングルを直に手に持った状態でビーターで軽く叩くと、音として響かず、なったとしても、小さく“カン”と乾いた音が出るだけかと思います

これが、本来自然と共鳴して響くはずの鼻腔に、無理な力を入れて発声をすることによって外的圧力がかかり、響きが制限されてこもった声(鼻声)になってしまうことと置き換えられます。

このように声帯に必要以上の負荷をかけて発声してしまっていたことが原因で、最大限鼻腔共鳴が得られない喉に頼りすぎた声になり、結果としてそれが鼻声(こもった声)になっていたというケースもあります💡

こうしたことをイメージし理解することで、今後より良い発声技術を身につけるための足掛かりとなることと思います

鼻腔環境を整える重要性

ここまで読まれたら、最大限鼻腔共鳴が得られた状態で発声する技術を身に付ける重要性が何となく理解されたのではないでしょうか?

ただ、先ほどお話しました通り、鼻腔環境自体が良くないと、どんなに体に無理のない発声技術を身に付けていたとしても、最大限の効果を発揮することができません💦

なので、最大限鼻腔共鳴が得られる技術を身に付けることと同じく鼻腔環境を整えることもとても大切になります

続いて、鼻腔環境を良い状態に保つために、私自身が実際に行ってみて効果のあった体質改善方法をお伝えしたいと思います🎵

鼻腔環境を整えるための体質完全のススメ

花粉症や寒暖差アレルギー季節の変わり目でいつも鼻炎症状だったり、または通年性のアレルギー性鼻炎などなど、今や日常的に鼻炎症状で悩まれている方は多くいらっしゃるのではないかと思います。

先ほどお話したように、酷い鼻炎症状が続くと日常生活に支障が出てストレスにもなりますので、体に合った薬を病院で処方してもらってそれで調整していくのも一つの手ですが、長期で薬を飲み続けるのはあまり体に良いとは思えないですし、できれば薬に頼らず改善できたらと思いますよね🌱

私自身以前は年中鼻炎症状に悩まされていたのですが、体質改善を意識した食生活を現在続けてまして、そのせいか鼻炎症状が出なくなってきたんですね💡

ここで、私が実践して大きな効果を感じた体質改善方法をシェアしたく思います✨

①発酵食品をこまめにとる

発酵食品をできるだけ毎食とり入れる意識をもつことで、免疫力が上がったのか、アレルギー性鼻炎の症状が軽減したように思います💡菌活をすることで腸内環境が良くなったこともあって良い影響が出たのかなと思います😊

腸には体の免疫機能の約60%が集中しているとのことです。発酵食品には善玉菌が多く含まれているので腸内の善玉菌を増やすだけではなく免疫力の低下を招く悪玉菌を減らすことにも一役買うため風邪などの感染を防止することにつながります✨また老化の原因と言われる体内の酸化を防いでくれる抗酸化物質(ビタミンCやカロテン、ポリフェノールなど)も豊富に含んでいるので、体を正常な状態に整えてくれると言われてます💫さらに美肌にかかせないアミノ酸や酵素もしっかり摂取できるのて良いことずくめですね✨

②脂質のとり過ぎや甘いものを控えて和食中心の食生活にする

私、甘いものが好きなので気付くとつい手を伸ばしてしまっていたんですよね🍫さらに脂質の多い食事が続くと悪化していたように思います💦脂質をとり過ぎると腸内に悪玉菌を増やしてしまい腸内環境が乱れて免疫力の低下に繋がってしまうので、アレルギー症状が出やすい時期はできるだけ控えた方が良いかと思います💡和食中心にしてからは自然と発酵食品をとる習慣もできてバランスの取れた食生活になり、体の調子を崩すことも減りましたね🍀

③マヌカハニーやプロポリスをこまめに摂取する

これらはとってもオススメです🐝

抗菌、抗酸化作用の高いこれらをこまめに摂取することで、敏感な粘膜を健康な状態に保つことができます

同時に免疫力を上げてくれるので、免疫力低下によるアレルギー症状が起こらないよう体を元気な状態に保つことができます✨

特に、プロポリスは天然の抗生物質とも言われていて、抗ウイルス作用もあるので、とても心強い味方となり重宝してます。

ウイルスが流行る時期に手元にあると安心できます🐝

⏬こちらで購入できます🐝⏬

風邪をひくと病院で薬を処方されてしばらく薬を飲む生活になりますよね。

そうするとだんだん風邪症状自体は治りますが、気付かないうちに肝臓が弱り免疫力が下がってしまいます💦そして、治ったと思ったらまた別の風邪をひいてしまったりの悪循環に。。。※実体験

プロポリスをこまめに摂取することで、そうした免疫力の低下を防ぐことができます。もし、アレルギー症状が酷く困っていらっしゃる方は是非一度お試しください。もちろん、私のように健康維持のためにプロポリスを日々の習慣にとり入れることも大変オススメです✨

できれば液体のものが速効性があって効果を感じられやすくオススメです

上記の3項目は色々と私自身が試してみたなかで特に良い効果が出たものになります💡

今後も体質改善には引き続き努めて行きたいですね🎵

体質改善に関する良い記事がありましたので、こちらもぜひご覧になってみてください👇

外部リンク先 “つらい花粉症を食事で緩和!?” ニチレイ

体質改善も日々コツコツと継続することが大切ですね

良い鼻腔環境を手にいれて、声をさらに研いていきましょう✨

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【声のこもりを解消】クリアな響きを得るためのトレーニングをご紹介

ここまで読み進めてくださった方は、【声のこもり】の解消に繋がる鼻腔共鳴の基礎知識についてだいぶ理解を深められたのではないかと思います

続いて、体に無理なく最大限鼻腔共鳴を得る技術を身に付けるために必要な発声練習方法に関して以下の記事にて実践動画付きで詳しくご紹介しておりますので是非ご覧いただき、早速ご紹介しているボイストレーニングを行っていただければと思います🎶

各記事でご紹介しているエクササイズを行っていただくことで、自然と体にも喉にも無理なく響く声を手に入れる技術を身につけることに繋がることと思います。

ぜひ、ご紹介しているボイストレーニングを日常生活のスキマ時間に取り入れていただけますと幸いです👇

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こちらでご紹介しておりますエクササイズを丁寧に続けるほど、余計な声帯周辺への力みが取れてきて次第に鼻にかかる声=鼻声(声のこもり)の悩みが解消されて、無理なく共鳴する声を得ることに繋がりやすくなることと思います😊

お一人お一人が潜在的に持っている楽に響く声を最大限目覚めさせましょう✨

 

皆さまお一人お一人がそれぞれに望まれる理想の声•歌声を手に入れるきっかけとなれますように🙏💫

最後までお読みくださりありがとうございました🎶

 

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※対面レッスンは、熊本県内指定のスタジオにて声楽•ボーカルレッスンを承っております。