こんにちは!
ボイストレーナーのかおりです☺
皆さん、自分の声はお好きでしょうか?
ここで自信を持って
「自分の声が好き!」
と言える方はもちろん、とっっても素敵です✨
ただ、これに対して、、、
「自信がない💦」
「自分の声が好きではない💦」
「○○な声だったら良かったのに。。。😢」
などなど、ご自身の声に関してネガティブに思われている方も、意外と多くいらっしゃるように思います。
私自身も、もともと自分の声に自信が無く、劣等感が強かったタイプです😵
まさに、
「○○な声だったら良かったのに」
と周囲と勝手に比べては自信を無くし、ひそかに落ち込む日々を送ったりもしました😅
そんな私でも、少しずつ自分自身の声に対して良い意味で自信を持つことができて、人前でも堂々と発言できたり、歌う場に立つことができるようになれたのは、
自分の声との向き合い方を変えたからだと思っています💫
本日は、継続するにしたがって少しずつ自分の声を好きになることができて、さらに自信を持つことができるようになる自分自身の唯一無二の声の魅力に気付ける方法をお伝えしたいと思います🎶
今、自分の声に自信が持てなく人知れず悩みを抱えていらっしゃる方のお役に立てましたら幸いです🍀
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「声」に自信を持つために必要な○○って?
【声】は、そもそも一人一人体が異なる時点で、全く同じ声というのは存在しません。
だからこそ、本来【声】はその全てが唯一無二であるため、他と比較し優劣をつけるものではないと思っています。
ではなぜ、本来唯一無二のそれぞれの魅力を大切にするべきところ、劣等感を感じ、自信を無くしてしまう現状を引き起こしてしまっているのでしょうか?
この自信を失ってしまう原因となる“劣等感の正体”をまずは紐解いていきたい思います💡
劣等感の正体とは?
この自信を失ってしまう原因となる劣等感がなぜ生まれてしまうのかと言うと、自分自身の声を知らないことが主な原因となってしまっているように思うのです。
これを言うと、
「いや、自分の声は十分知ってますよ!知ってるからこそ、欠点ばかりが気になってどうしても好きになれないんです!」
というお声が聞こえてきそうです💦
お気持ちは凄く分かります。私も以前は同じくそう思っていて、まさに“欠点しか見えていない状態”でしたので、もはや「自分の声はわざわざ聴きたくない!」という状態に陥っていました😓
ただ、この自分の声に自信がない状態=自分の声の欠点しか見えていない状態というのが、実は本当の意味でまだ自分の声にしっかり向き合えていなく客観性を持った視点で自分自身の声を知ることができていない状態を表しているということになるのです💡
本来全ての事象は表と裏の表裏一体で、一見短所に見えても、別の角度から見たら長所になりうることはよくあることです。
表も裏もあることは想定内で、それでいてどちらか一方に偏ることなくバランスが取れた状態というのが本来の姿かと思います。
ですので、声に全く自信がない状態というのは明らかに短所に大きく偏りすぎた状態であるため、
実は客観性に欠けた状態であることを表し、自分自身の声を本当の意味でまだ知ることができていない状態と言えるのです💡
まずは自分の声を “知る” ことが大切
「自分の声に自信が無い」という状態のときほど、これまでのように自分の声を主観で判断するのではなく一歩引いた視点でまずは“客観的に自分の声を感じること”がとても大切になります。
日々そうした意識を持つことで、次第に自分自身の声について様々なことが分かるようになり《今までは見えてなかったあなたならではの声の良さ》にも必ず気付けるようになりますし、
そうした変化を感じられるようになった頃には、短所に思える部分にただ目を背けてしまうのではなく
“どうすれば良い状態に導けるだろう?”
と、問題点にもしっかり目を向けることができるようになるため、それに伴い解決するために必要な客観的な思考に基づいた分析力も次第に磨かれていくことと思います💫
こうした前向きな気持ちで声に向き合う習慣の積み重ねが、自信を持つことにも繋がるように思うのです。
そして、こうした“客観的な分析力・聞く力”を着実に育むことのできる簡単な方法というのが、
自分自身の声を録音し、それを繰り返し聞くというものになります💡
続いて、その具体的な方法をご紹介したいと思います!
ボイスレコーダーを活用して“聞く力”を育てる
声の録音に関しては、スマートフォンのボイスレコーダー機能などで構いません。
まずは日常的に《自分が話す言葉(歌)を録音》していただけたらと思います。
そしてその度に振り返ってその録音を聞いてみるということ行ってみてください。
最初のうちは、自分自身の声を聞くことに抵抗があって、なかなか慣れないかもしれません😅
ですが、そこで辞めてしまうのではなくぜひ数週間、できればほぼ毎日続けていただければと思います💡
慣れない最初のうちは、一回につき30秒程の短い録音でも構いません。
とにかく一定期間継続していただくことが“聞く耳を育てる”ためにとても大切なことになります😊
また、そのように継続して繰り返すうちに自分自身の声を聞くことに慣れてきますし、
そうなれば自然と「もっとこうしたら話し方(歌い方)が良くなるんじゃないかな?」とご自身で客観的に改善点を見い出せたりとあなた自身の声の魅力を、ご自身で少しずつ日々引き出していくことができるようになります🌈
声の聞こえる仕組みについて【骨伝導と空気振動】
そもそも私たちは、自分自身に聞こえる声というのは
“骨伝導(こつでんどう)”
と言って、直接自分の骨に響いた声を聴いている状態になります。
反対に、自分自身の声を他人が聞いた時というのは、骨伝導ではなく放った声の振動が空気を伝って相手の耳に届くという
“空気振動”
によって伝わっている状態になるため自分自身で聞く声とは若干異なります!
(※初めてご自身の声を録音したものを聞いた時にかなり多くの方が違和感を覚えることと思いますが、こうしたメカニズムが関係していることも原因の一つになります)
なので、録音した声と言うのは、
“相手が実際に聞いているあなたの声”に非常に近いものになるのです💡
⏬ここからは少しだけより専門的なお話⏬
声は空気に振動すればするほど、声自体が体から離れていくことになるので、そうした空気によく振動した声というは自分自身の耳には聞こえずらくなります。
反対に、自分自身の耳にはしっかり響いて聞こえているときほど、実は体から離れた声、空気に振動した声にはなっていない可能性が高く、“側鳴り(そばなり)”と言って、遠くまで響く声ではなくなる原因となりやすいです💡
また、こうした発声は声帯にも余計な力が入ってしまいやすく長く続ければ続けるほど負担をかけます。
こうした仕組みがあるからこそ、声を無理なく磨いていきたいのであれば、客観的に自分自身の声を聞く感覚を身に付ける必要があります😊
ーーーーここまでーーーー
【客観的な視点】を磨くことが大切
録音した声を聞いて、客観的に分析できるようになると“相手に伝わる話し方(無理なく響く歌い方)をするにはどうすれば良いか?”ということが感覚的に分かるようにもなりますし、効率よくご自身で日々声を磨くための研究ができてしまいます!
ですので日頃からご自身の声をこまめに録音し、それを繰り返し聴いて自分なりに分析してみるということを意識して“声を客観的に聞く力を育てる習慣作り”を積極的に日常に取り入れてみてください。
きっと多くの気付きが得られることと思いますよ☺️
そのようにして、まずは客観的な視点で自分自身の声を知ることが唯一無二のあなただけが持つ声の魅力に気付けるきっかけとなるように思いますので、今回お伝えしました方法を少しずつ試していただければ幸いです!
皆様が声の魅力に気付き、魅力をさらに磨くことによって自信を持ってより生き生きと充実した幸せな日々を過ごされますように🌈
最後までお読みいただきありがとうございました☺
※対面レッスンは、熊本県内指定のスタジオにて話し方•声楽•ボーカルレッスンを承っております。